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  • 執筆者の写真ChildTree&Arutokoブログ

縄文時代と環境変化






ようやく10月から緊急事態宣言の解除。

嬉しいですね

これからも体調を悪くしないよう

元気で行きましょう!


        *



さて前回のレッスンのテーマは縄文土器。

それぞれ好きな土器や土偶を作りました。

(写真は私が作った ”おひさま”です)

なぜ縄文土器を?と言いますと

夏休みに入った頃丁度ニュースで

東北地方の縄文期の遺跡群が

世界遺産に登録されたという

話題が出ていたからです。

暗い話題が多い中の朗報。

お祝いを兼ねて作ろうと思い

生徒さんたちに提案しました。


そして身近な地域の縄文土器を調べ、

皆さんで資料を見て


『縄文人はなぜこのようなものを作ったのか?』

『どんな気持ちで作ったのか?』


をディスカッションしました。

「食べ物を貯蔵する、煮炊きするために作った」

「天災から守ってもらうお守りに作った」

「収穫を感謝して踊った人の形」

「自分や家族の顔を作りたかった」

「面白かったから」

「かわいい」 など。


考察を参照しながら

こうした意見が上がりました。


土器が出土された縄文後期の時代は

環境の大きな変動があり

木の実が採れない食糧不足や

疫病が重なる大変厳しい状況への

過渡期だったそうです。


そのような中で縄文人は

それまでなかった道具、土器を作り

それに食料を蓄え調理し、

また自然の恵への感謝や願い、

死者をとむらう祈りの文化を形成していった

のではないかと言われています。


そうしたことを踏まえて

あらためて縄文土器を見ますと

縄文人は厳しい苦難の中でも

「めげない力強さ」や「おおらかさ」、

「優しい気持ち」を持っており

それが土器に映し出されている

ように見えるのです。


そして現在の私達も

地球温暖化の影響や

コロナ(疫病)の流行など

どこか縄文時代と似ている状況。

自分だけでなく

多くの人々がその変化に

向き合っています。


どう対処するかを生み出す時期は大変ですが

この縄文時代の知恵も参考に

人間としてのあり方を失わないようして

何とか乗り越えて行きたと思うのです。


長くなってしまいましたが

不安を希望へ変えて頂きたく

お伝え致しました。


どの国の人も工夫し協力していった中で

今の私たちの命が続いています。

暗いイメージから明るい方向へ

行きましょう(^^)



    *




<今月のレッスン>



ChildTree 10/9(土)14:00~16:00


楽しみにお持ちしています(^^)










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