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執筆者の写真ChildTree&Arutokoブログ

秋の空から


↑写真は里山公園のどんぐりです。

今年もたわわに実っていましたよ。


さて先月は超大型台風に見舞われ日本各地で多大な被害を受けました。

皆様の地域はいかがだったでしょうか?

まだ復興半ばの状況を強いられている方々もいらっしゃいます。

どうぞ1日も早く安心できる生活が送れますよう 心からお祈り申し上げます。


今回私の方では河川の氾濫の警戒のため いつになく高い勧告が出たため

広域避難所の小学校へ向かいました。初めの経験でした。

以前の仕事柄 避難訓練は数多くしていましたが実際の場で経験すると

家族のこと含め予想外のことも出て来ることに気づきました。

避難所は小さな赤ちゃんからお年寄りの方、ペットと様々な状況の方々が

いらっしゃいました。

不安、不満、高揚感(お子さんは特に)を抱えながら同じ場所で待機するのは

大変なことだったと思います。

そんな中でも周囲をよく見ながら指示を出して下さった役所の方、校長先生、

気持ちを譲り合って下さった方々がいてくれたため”特に大きな問題なく”過ごすことが

出来ました。この場を借りて感謝申し上げます。


私はこれまで防災時の心理経過について ” 避難を請け負う側 ” として学んでいましたが

今度は " 避難をする側 " として出来る準備や心づもりをあらためて考えさせられました。


避難は”自分だけが助かれば良い” という考えが何より全体を険悪なムードに駆り立てて

しまいます。例えば何かを配布するが全員にその数がない時 ”我先に取らなきゃ損”という考えに集団心理が動くとタイムセールのように人が押し寄せてしまい 先に必要な方へまわらないことが出て来ます。

公平さは必要、そして優先順位も必要。

こうした時は互いにおもんばかる心がないとうまくいきません。

ことに高齢者の方は遠慮深く言い出せない方もいらっしゃるのでそうされた時は

周囲の人が気づいてあげることが大切だと思いました。

今回避難所で” 特に大きな問題はなかった ”のは皆さんが気遣い合える気持ちが

行動になっていたからだと感じました。


天災はまぬがれない困難ではありますが先人の方々が残して来た防災の知恵と

私たちが現在経験から得た教訓を糧に多くの人が助かる方法を考えて行かれたら良いな

と思いました。

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